トランスフォーマー40周年を記念してタカラトミー公式ホビーチャンネルにて『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』が配信開始!!そんな記念イヤーに乗っかって初代TFのアニメ感想記事を書いてみようかな~と。
一応私はTF初見じゃありませんが改めて見てみるぞ!
感想記事を書き続けてんだから、徐々にアップデートしたいよね。
第11話「フランケンシュタイン・スパイク」
スパークプラグがサイバトロンたちのスペアパーツを集めて一体のロボット「サイバトロンX」を作った。動いたものの、頭脳が無いので失敗。しかし、ホイルジャックはサイバトロン戦士の意識をXに転送できるスペアボディにしようと提案。そんな中、デストロンがロケット基地を襲撃してきた。迎え撃つサイバトロンだったが、デストロンの攻撃でバンブルが大ダメージ。乗っていたスパイクも大きな重傷を負ってしまう。意識を肉体から切り離せることが可能なら、大掛かりな手術ができるかもしれない。そしてスパイクは……
とんでもない回だった。事件の発端がサイバトロン側、というか人間のスパークプラグなのが面白い。彼が作った「サイバトロンX」。スペアパーツの寄せ集めなので見た目は最悪。継ぎはぎな容姿からフランケンシュタインの怪物などと言われる始末。実際、動かしたら暴れまくるだけのヤバイ奴だったので、直ぐに止めさせられた(廃棄処分されかけたがギリギリセーフで免れた)。
そんな出来損ないのXくんだが、手術のためにスパイクの意識が移されることとなる。スパイク本人は倒れてるので「そんなことやめて!!」とも言えないわけで。危ない綱だけど、スパークプラグも親として藁にも縋る思いで決断したんだろうな。
継ぎはぎのロボットボデイに人間の意識、そう!ほぼフランケンシュタインの怪物ですね。嫌な予感しかしないよね。もちろん大事件が起きるよ!! 目が覚めて自分がロボになってたらどうする? そりゃ暴れるしかないよね。そして普通に強い。下手に攻撃したらスパイクの意識に支障が出るかもしれないからサイバトロンも手が出せない。
一端は落ち着くんですけど、TVでフランケンシュタインの映画観ちゃって、自分と重ねてまた暴れちゃうっていう。そんなときにそんなの見るな!!!!
意識転送の副作用でめっちゃ錯乱してましてね。一人で逃げ出しちゃって、もう痛々しすぎて見てられない。早く元に戻したげてよ……
この状況をデストロンが見逃さないわけないわけですよ。スパイクXを丸め込んでサイバトロンを倒させようとする悪略。仲間内で戦うの見てると胸がギュッとしちゃう。こうなった彼をどう止めたか。
愛じゃよ。親子の愛。
結局こういうのに弱いんだ。父が危険な目に会いかけたのに気づいて、すかさず手を伸ばす姿。感動です。スパイクがデストロンに破壊される鬱展開じゃなくて良かったです。人間が疑似的にトランスフォーマーになれたんなら、その逆もいつか……?いやロボの擬人化はすなー!!!!そのまんまのえっちなのが見たいんだ!!!!