トランスフォーマー40周年を記念してタカラトミー公式ホビーチャンネルにて『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』が配信開始!!そんな記念イヤーに乗っかって初代TFのアニメ感想記事を書いてみようかな~と。
一応私はTF初見じゃありませんが改めて見てみるぞ!
クレムジーク!
第37話「パニック・ザ・クレムジーク!」
デストロン基地、その研究施設でメガトロンはエネルギー生命体クレムジークを生み出した。電気が大好物で、あらゆる電子機器に入り込めるとんでもないやつ。サイバトロン基地に送り込まれてみんな大パニック! 大騒動のいざこざでクレムジークは電波に乗って東京に上陸してしまった。急いで追跡するサイバトロンだったが、その裏でデストロンの恐ろしい計画が……
バリバリよろしく!
今週の激やば生命体シリーズだ! メガトロン様、生命体まで生み出せちゃうんかいっていう始まり。その名もクレムジーク。全身がエネルギーでできており、コントロールパネルやモニターといった電子機器だけでなく、トランスフォーマーにすら入り込むことができる。
エネルギー生命体らしく、電気がバリバリしたような黄色ボディに、血走った赤い眼光と口、そんで手足もある。なんかポケモンの中にいても一瞬バレない見た目だ。
電気が大好きなので上記の電子機器に次から次へと逃げ込むので超厄介。メガ様の嫌がらせで、サイバトロン基地のマシンは全てオシャカ。メインコンピューターのテレトランワンもなすすべなく撃沈。これが、恐怖の始まりだったとはね。
暴れまくったクレムジークは衛星電波に乗ってやってきたのが我らの日本。大変迷惑である。残ったサイバトロンはコンボイ、バンブル、インフェルノ、ブロードキャストの4人は絶縁加工を施してクレムジークに対抗するぞ。
でも逃げ足が速くてなんもできない。機械なら何でも入れるので車や新幹線でとにかく足を稼がれる。トラックと新幹線のカーチェイスを見れるのはトランスフォーマーだけ。しかもコンボイ司令、新幹線の後ろからアタック決めます。もう人身事故。
今回出てくる日本がザ☆海外が描いたニッポンで、舞妓さんが地下鉄に乗ってたり、ゲーセンの看板が「K”ームアーKード」だし、家電工場の内装がトランスフォーマーの基地くらいの鉄壁だったりとすごい。あと何気にウォークマンが出てきた。時代だ。ウォークマンにトランスフォームするやつ出せばいいのに。
これほどの暴れん坊クレムジークでサイバトロンを倒す計画かと思いきや、あくまでこれは陽動作戦。本命はエネルギーマグネットなる巨大な装置だった。海のど真ん中に立てて、あらゆるエネルギーを吸収してエネルゴンに変える算段。
「あらゆるエネルギー……?」いや……まさかね? さすがにそんなこと起きないよな? とりあえずエネマグは東京目掛けて電気やらを吸い始めます。しかも、コンボイたちもこの異常事態に「そうか!これは私たちを引きつけるための作戦だったんだ!!」て爆速理解して、クレムジークをエネマグにぶつけて計画を阻止までしちゃった……。
いやあ、まさかとは思ったけどさ。メガトロンもクレムジークが東京に来てるとは思ってなかったから、余計に想定外だったろうな。コンボイたちはアメリカであれこれ騒いでる想定だったろうし、予想以上にクレムジークはヤバイ奴だった。
しかも今回驚きなのは、クレムジークくんを倒せないまま本編終わります。トドメ刺す間際も、散々酷い目に会ったといえ生きていますから「本当に倒さなきゃいけないんですか?」ってバンブルくん情が出ちゃうんすよ……。まあ、生きてるんですけど。
コンボイたちはクレムジークを退治できたのか。もし、家電やスマホがおかしくなったら、周りをよーく見てみよう。クレムジークがあなたのそばに……。